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篠田桃紅さんの著書についてのご紹介です
2016年7月7日
さて、今回は、
「一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」
著者 篠田桃紅
御歳103歳になられる篠田桃紅さんの著書についてのご紹介です。
凄い生き方というか、強い女性というか、すべてが感嘆します。
「いつ死んでもいい」なんて嘘。 生きているかぎり、人間は未完成自分の心が一番尊い、と信じて、自分一人の生き方をする。
◆生まれて死ぬことは、考えても始まらない。
ー 人間の知能の外、人の領域ではないこともある。
◆自らに由(よ)れば、人生は最後まで自分のものにできる。
ー 意に染まないことはしない、無理もしない。
◆自らの足で立っている人は、過度な依存はしない。
ー そもそも介入しない、期待もしない、負担にならない。
◆自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。
ー 自分の孤独を、客観視できる人でありたい。
◆日々、違う。生きていることに、同じことの繰り返しはない。
ー 老いてなお、道なき道を手探りで進む。
◆体の半分はもうあの世にいて、過去も未来も俯瞰(ふかん)するようになる。
ー まあいいでしょう、とあきらめることを知る。
◆長く生きたいと思うのは、生き物としての本能。年老いるとそうなる。
ー 103歳だからわかる。生きているかぎり、人生は未完成。
◆杭(くい)に結びつけた心のひもを切って、精神の自由を得る。
ー 自分の年齢を考えて、行動を決めたことはない。
◆自然の一部として生まれてきただけ、と思えば気負いがなくなる。
ー 少しずつ自信をつけて、人はようやく生きている。
◆考えるのをやめれば、なにも怖くない。ただ、「無」になる。
ー 歳をとるにつれ、日常に「無」の境地が生まれてくる。
◆夢中になれるものが見つかれば、人は生きていて救われる。
ー 頭で納得しよう、割り切ろうとするのは思い上がり。
◆受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。
ー 人の成功を見届けてからの、あと出しじゃんけんではつまらない。
◆予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。ときには、その日の風まかせにする。
ー 自分に規律は課さないし、外からも課せられない。
◆幸せになれるかは、この程度でちょうどいい、と思えるかどうかにある。
ー いいことずくめの人はいない、一生もない。
◆真正面だけでなく斜めからも見てみる。新たな魅力があるかもしれない。
ー 人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。
◆知識に加えて、感覚も磨けばものごとの真価に近づく。
ー 虫が知らせる、虫が好かない、を大切にする。
◆運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。
ー どんなに愛する人でも、いつ奪われるかわからない。
◆時宜(じぎ)に適(かな)って、人は人に巡り合い、金の言葉に出逢う。
ー 医者の「治りますよ」で、私は死病から生還した。
【篠田桃紅】 1913年(大正2)年生まれ。 東京都在住。
墨を用いた抽象表現主義者として、世界的に広く知られており、数えで103歳となった今も第一線で製作している。その作品は大英博物館、メトロポリタン美術館をはじめ、世界中の美術館に収蔵されている。
●一言一言が、含蓄(がんちく)のあるお言葉だと思います。自分も今年、還暦を迎えますが、まだまだヒヨコです(笑) 今回も、夢と希望を与えてくれる方をご紹介できたかと思いますがいかがでしたか?
【著者:上田 勉】
※ » 著者プロフィール
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