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半勃ち状態の射精が招く大問題!?【中折れ早漏】
2017年9月20日
男はなぜこんなに悩みが尽きないのか?
性生活の上で持つ男性器の悩ましい問題は、健全な日々まで阻害してしまいます。三大欲と言われる性欲が、満たされていないと、数々の悪影響を及ぼしてしまいます。
何か一つだけならまだしも【中折れ】と【早漏】の問題を同時に抱えている方も存在します。
半勃ち状態で射精してしまう、二つの重大な問題です。『体がおかしいのかも?』考えてしまいそうですが、体の異常なのでしょうか。
半勃ちで射精するのは体が異常?
通常射精は、勃起した状態で起きると考えてしまいがちです。 しかし、勃起と射精は全く違う次元の問題。半勃ち状態のまま射精しても、全く異常ではありません。
それは勃起するしくみと射精するしくみが全く異なっているからです。
勃起と射精のしくみ
勃起は、視覚や聴覚などの性的興奮や、男性器への刺激で、男性器へ血液が送られ起きる現象です。
陰茎の海綿体へ血液が溜まり、圧力が上昇する働きを持って、男性器が硬く膨張するしくみとなります。
この時に必要なものがテストステロンから供給される一酸化窒素と言われています。
ちなみに女性が濡れるしくみも男性と同様、体の血流が増加し充血した性器から、血液の成分がしみ出たものが愛液の正体です。女性が陰核でオーガズムを感じやすいのは、射精こそしませんが言わば男性器のオーガズムと同じなのです。
射精のしくみ
一方射精は、尿道から精液が出ることですが、脊髄の中にある射精中枢が反応し、射精反射を与える現象です。
精管膨大部に蓄えられていた精子が、精巣や前立腺が蠕動運動を繰り返しながら前立腺液が混ざり、放出されるしくみとなっています。
勃起と射精の違い
勃起と射精の大きな違いは、脳の状態にあります。
- ▼ 勃起は、副交感神経が優位に立った状態から起こる
- ▼ 射精は、交感神経が優位に立った状態で起こる
副交感神経が優位に立った状態は、リラックスした状態ですが、交感神経が優位に立った状態は、興奮状態にあります。リラックスした状態から勃起し、興奮した状態へ切り替わる働きが起きるのが正常な状態。
しかし完全に勃起していない状態で、交感神経が働き射精の司令が送られてしまっているのです。
簡単に言えば、脳が焦りすぎているとも言えます。この状態は、別段体が異常をきたしているわけではありません。
そもそも射精本能を持っている男ですから、本来は半勃ちで射精しようが早漏であろうが、射精できれば良いというのが、生物。生殖に対しては何の問題もありません。しかし、人間はそれ以上の欲を持ってしまったのですね。
半勃ちで射精するリスク
体の機能が損なわれる
しかし、半勃ちで射精するのが体の異常ではないとはいえ、大きな悪影響が伴います。
上述した通り、生物の生殖本能に完全勃起は関係ありません。射精さえすれば、子どもを作ることが可能ですね。
すると体は【完全勃起しない射精】に慣れてしまう可能性が考えられます。
人間の脳は、さまざまな事を学習していきます。
女性の気を引かずとも常に簡単に性行為ができれば、思いやりのない傲慢な男になってしまうでしょう。「俺はモテる。」といった思考ですね。日常生活でも同様で、どんなことでも慣れが生じてしまいます。
(関連記事:モテる男の大人の余裕を出す方法とは!?モテない男との大きな違い。)
完全勃起せずとも射精できるのですから、生物としては何の問題もありません。。脳がそれに慣れて、勃起しない状態でさっさと射精の司令を出してしまうのです。
人間は、快楽といった喜びを見出してしまった生き物ですから、せっかくなら気持ち良いことをしたいものです。それが、もっと大きな問題へと進行してしまうおそれも考えられます。
精神的悪影響でEDへの進行に
それが、勃起不全(ED)への進行です。
フルパワーで挑んでいないにもかかわらず半勃ちで射精するなんて、精神的には完全に不完全燃焼です。精神的な不完全燃焼も然り、男が自信を失くしてしまう原因になってしまいます。
半勃ちの状態で射精するのは本人だけではなく、パートナーにとっても大きな問題です。満足感を得られないのは、両者同様。一度半勃ちで射精してしまえば、コンプレックスとなり性行為のたびに思い出してしまい兼ねません。いわゆるトラウマです。
そういったコンプレックスは、自分の意思とは反して脳が感じ取っているため、簡単に調節できません。
半勃ちで射精を繰り返すと、中折れの原因ともなり最終的に勃起不全へと発展してしまうおそれがあるのです。
それが、早漏だとどうでしょう。事態はますます悪化。男にとっての大切な機能が脅かされ兼ねません。
半勃ちで射精してしまうという場合、まずは正常な勃起を起こせるように改善していく努力が必要です。
(関連記事:心因性勃起不全と悪い記憶【トラウマ】)
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