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テストステロン増加効果の真実!オナ禁でED克服できる!?
2017年12月5日
男性にとって、精を吐き出す行動は必要不可欠です。射精しなければ、モヤモヤした日々を送り日常生活に影響を与えますね。
しかしネット上では、オナ禁でテストステロンが増加し、ED克服できるといううわさがあります。
本当にオナ禁で、テストステロンが増加しED克服できるのでしょうか。その真相に迫ります。
オナ禁の効果の『俗説』
オナ禁いわゆる自慰を禁止する行動で得られると言われている効果が以下のものです。
- ・ テストステロンの増加
- ・ 精子量・精液量の増加
- ・ 睡眠の質の向上
- ・ 肌質や体臭の改善
このようにオナ禁は、健康のためにも良いとされています。
そしてテストステロンが増加することによって、ED克服だけではなく女性にモテると言われています。
テストステロンと「オナ禁」の関係
中国・浙江大学で、オナ禁とテストステロンの研究が行われています。
射精後の「オナ禁」日数と総テストステロン血中濃度の関係
オナ禁7日間のテストステロン濃度
図のように、オナ禁してからゆるやかにテストステロン濃度が上昇しています。そしてオナ禁7日目にテストステロン値は一気に上昇。
しかし8日目には、再度低下しているのがわかります。
7日目までのデータを見れば、オナ禁によってテストステロンが増加すると言えますが、これだけではなんとも言えませんね。
オナ禁8日以降のテストステロン濃度
次に、上の被験者を2つのグループに分けました。
- グループ1:自慰で射精し、いったんオナ禁をリセット ⇒ オナ禁を再開
- グループ2:8日目以降もそのままオナ禁を続行
グラフを見ると、オナ禁を継続しているグループ2のテストステロン濃度はほぼ平行線。一方、いったんリセットしたグループ1では、再度7日目にテストステロン濃度が上昇しています。
この実験では、オナ禁でテストステロンが上昇するのは7日目のみ。その後も若干高い数値ではありますが、継続してもそこまで大幅に変化が見られないとわかりますね。
オナ禁継続がもたらす悪影響
しかしオナ禁を継続すると、当然「射精したい。」という気持ちにかられます。そこで射精しないとどうなるか…おそらくストレスが溜まります。ストレスが溜まった状態は、脳の萎縮をはじめ血流の悪化など、身体に悪影響を及ぼしかねません。
血流の悪化は、EDにとってはもっとも大敵です。EDを克服を目的にテストステロンの増加を見込み、ストレスが溜まってしまえば本末転倒。
さらにそのストレスは、大げさに言えば睡眠障害をも引き起こすでしょう。人が何かを求めている時、夢を見たり目覚めが悪くなったりしますね。夢を見ている状態は、脳が覚醒している時です。
身体は休まっても、脳は休めていない状態。睡眠の質の低下は、健康を阻害してしまいます。常々ご紹介していますように、ED克服に健康は絶対必須です。
(関連:健康には絶対不可欠!【性的な精神的満足】)
そう考えると、仮にテストステロンが増加すると確実に証明されていたとしても、オナ禁は決して良いとは言えないでしょう。
動物のオナ禁事情
人間と、同様で動物も自慰をします。
「動物の世界では、メスとより交尾のできるオスのほうが頻繁に行なっています。いまから50年以上前、アカゲザルの集団を観察していたアメリカのC・R・カーペンターが、モテるオスのアカゲザルほどオナニーしていたという調査結果を発表しています。モテるオスほど、常に生きのいい精子を準備しているということです」
その理由は、常に新しい精子を用意するためなのだとか。古い精子を出して新鮮な精子を作り出す。子孫繁栄を求める生物の本能的なものなのかもしれません。
それをふまえて考えると、「オナ禁がテストステロンを増加させる」というのは、ただの俗説だと言えそうです。
モテる男にオナ禁は不要
自慰を行うタイミングには、個人差があります。いやらしい気分になったり、無意識に触ってしまいただ射精しておこうかなど、千差万別ですね。
モテる男が自慰をしていないかと言えばそうではありませんね。ただ一つだけ言えるのは、テストステロン値の高いモテる男は、焦らなくてもいつでも女性と関係を持てるので自慰を習慣化していないでしょう。
ですから、オナ禁する必要がないのです。
もっともいけないのは、自慰が習慣化してしまうことと言えます。
テストステロンは、感情が昂った興奮状態で増加すると言われています。自慰が習慣化してしまうと、興奮度もそこまで上がらないため当然テストステロンは上昇しません。
しかし毎日自慰を行なって、5日間オナ禁をすればどうでしょう。おそらく、5日ぶりの自慰ではかなりの興奮を呼びおこします。
ですからオナ禁と意識するのではなく、習慣化しない事。
自発的にAV鑑賞して興奮させるのではなく、自然に興奮した日だけ自慰をするようにすればよいでしょう。
なんでも「自然」が一番です。
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